赤毛のアン

最近、Netflixの「アンと言う名の少女」(赤毛のアンの海外ドラマ)を見ています。


前にNHKでも放送されていたようです。



自分が小さい頃に読んだ「赤毛のアン」の
小説のイメージは、マリラ、マシューからの
愛情があまり感じられなくて
物語は淡々と描かれていた気がするのだけど、
こうしてドラマになって観ると人間味あふれていて、毎回もう泣ける泣ける…。


原作の他に新たなストーリーが加わり
シーズン1では、虐待、いじめ、教育の問題や
ジェンダー、フェミニズムも描かれていて
シーズン2では、夫婦のあり方、同性愛、人種差別の問題もでてくる超大作。
シーズン3まで続く長編作品で全27話まであります。


120〜130年前の時代の物語だと思うけど
現代風に考えられるドラマになっていて
小さいお子さんから大人まで、
感動できる内容です。


カナダの大自然を舞台に、不便な生活ではあるけど、アンがイマジネーションを使って、
関わる人々や毎日を豊かにしていく。


寝る前にはお祈りをしたり、
手作りのパンやスコーン、パイを作って
クリスマスは皆と一緒に過ごし
村の人々と支え合って生きて行く。


パフスリーブの白いエプロン付きドレスを着て集まる少女たちがとても可愛らしい。
家の中には
いちごのジュース。
ガラスの食器や水差し。
ブリキの入れ物など映像全てがアンティーク。



馬車に乗ってアーチ状に茂る森の小径を通り、
グリーンゲーブルズに帰るアン。


こんな風景を夢見る頃が私にもあったなぁー。
いや、今も憧れているのかな(笑)





「アンと言う名の少女」一場面より。