「アンの青春」
「赤毛のアン」をやっと読み終えました。
Netflix「アンと言う名の少女」も好きですが、
本もとても良かったので、続きの「アンの青春」も読もうと思います。
「赤毛のアン」の本の内容とドラマの内容は
ほぼ同じでしたが、ドラマには原作にない
色んなエピソードが追加されています。
ドラマでは、ギルバートは色々と活躍をして
お医者さんになっていく設定ですが、
本の中ではあまり登場してこず残念でしたが、
将来はアンと同じく学校の先生に、、
となっています。
続く「アンの青春」では、どの様に成長していくか、期待している所です。
先日ネットのニュースで
カナダ、カムループスの先住民寄宿学校跡で、215人の子どもの集団墓地を発見したというニュースを見ました。
この出来事は、「アンと言う名の少女」の中でもまさに描かれており、「ファーストネーション」の子どもたちは、政府によって無理矢理に親から引き離し、
寄宿舎で強制的に教育される。
民族の母語を話すことも、文化活動も禁じられ、
二度と親の元には帰ることはなかったという事実。
あの様に自然豊かな国で、これがほんの6、70年程前にあった事なのかと思うと、とてもショッキングでした。
「赤毛のアン」の本の中でも、好きな場面は色々ありますが、マリラが
「あの女の子を引き取って、私達になんの役に立つのか?」(マリラ、マシューは歳をとってきているため力仕事ができる男の子希望)
とマシューに詰め寄る場面で、
マシューが「わしらがあの子の役に立つかもしれないよ」と諭す所はとても好きです。
「赤毛のアン」は孤児の女の子が女性として成長していく話ですが、同時に、親代わりの年老いたマシューとマリラが、なんの変哲も無い生活から子育てに翻弄されながらも豊かな幸せを掴むお話でもあるということも知りました。
年老いて行くマシュー、マリラの気持ちはとても共感できたし、アンの優しさを感じられる。
人生の中でどんな境遇になっても
幸せの未来を信じるアンの強さが
明るくてたくましい。
道徳的であり、心豊かな幸せをもらえるような
本でした。
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お昼ご飯に昨夜のカレーの残りで
焼きカレーを作ってみました。
デザートにみつ豆缶とキウイ。
見て下さり、ありがとうございます。
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