「JR上野駅公園口」

全米図書賞を受賞した柳美里さんの
「JR上野駅公園口」を読みました。


読んでいる間、虚しさと寂しさから抜けられない感覚でいました。


高度成長期の中、家族のために働き
省みることもできなかった
後悔や苦しみ、不条理の悲しみが続く人生は、人が変わっても
これからの時代も続いていってしまうのでしょうか。


美術館や博物館が立ち並ぶ横で、
寒さが身に染みるこのような季節に
すれ違う人がもしそうであるなら、
せめて、忘れないであげたいと思う、
そんな事を考える本でした。





クリスマスになると、リベラの「天使くれた奇跡」や
「彼方の光」が聞きたくなります。


⁂良いクリスマスでありますように⁂

Far Away(彼方の光) / リベラ 歌詞付き 軽井沢高原教会スライドショー