新しくなった中日ビルに行って来ました




日曜日は新しくなった栄の中日ビルの中にある
中日文化センターで赤毛のアンの講座があったのでまた行って来ました。










今回も松本侑子先生が文化センターに出向いての
講座という事で教室には約70人位の参加者がいて
びっくりでした。モタモタしていたせいで
1番後ろの席になってしまいました。




赤毛のアンは児童書のイメージですが、松本先生の解説を聞くようになってから
大人の後半生の生き直しを学べる哲学書だと知り、奥深い面白さにはまるように
なりました。


舞台はカナダのプリンスエドワード島ですが、物語の中で引用されていたり、関連している所がイタリアやイギリス、フランスなので
今回の講座の内容は
「赤毛のアンの英文学、イギリス南部編」と題し
イギリス、ブルターニュ地方につたわる「アーサー王伝説」についてと
「不思議の国のアリス」などについてでした。


アーサー王はヨーロッパの先住民族ケルト族の王様。
ケルト族は言葉の文字はもたないが、高い技術をもった民族で、
日本人に少し似ている部分があるという解説があり、
現代のケルト音楽も素敵なので、なんとなく親近感が湧きます。




You Raise Me Up - Celtic Woman(日本語歌詞字幕) English & Japanese Lyrics



(曲は講座とは関係ありませんが、とても好きな曲なので
載せました。)




また英文学の歴史のなかでアーサー王伝説は詩人が書き残しているという事や
円卓の騎士たちの伝説、ティンタジェル城についての解説もありました。


アーサー王については今まで本も読んだ事が
なかったので、先生に教えて頂いたブリタニア列王記を今度
読んで見ようかなと思います。




不思議な国のアリスは赤毛のアンの本の1908年よりさらに前の1865年に
刊行されている児童小説ですが
作中のマリラがアンにお説教する場面で引用されていて、
作者のルイス・キャロルについて先生が解説して下さいました。


作者のルイス・キャロルが教鞭をとっていたという
クライスト・チャーチ・カレッジの松本先生が訪れたときの写真を
見させて頂きましたが、ハリーポッターの映画も
そこで撮影されたという事で

どの写真も美しくてとても良かったです。






今回は先生とは直接お話はできませんでしたが
またお会いできて良かったです。
先生は春らしく藤色のレースのトップスと
花柄のスカートがとてもお似合いで、とても素敵でした。
また機会があれば講座に参加したいです。








桜が綺麗ですね。





椿もきれいでした。




読んで頂きありがとうございます